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ド文系がプログラミングを学んだら思わぬ副次効果があったこと

こんにちは!てりーです!

今日は一部キャリアに関係しますが、雑談。タイトルの通りの内容です。

ふわ~っと総括すると、全く異なる業界の知識や情報を学んで実践することは、それでお金を稼いだり対価を得たりすることがなくても、長い人生で案外役に立つことが多い、というありきたりな話です。

プログラミングは今後chat GPTやAIに取って代わられるなんて言う方もいますが、それを身につけるまでのプロセスが盲点ながら大切ですし、他のことにも応用できます。その備忘録です。

 

 

プログラミングができたら稼げると聞いた現金な女

そもそもなぜプログラミング?しかもド文系が??と思われるかもしれません。

きっかけ?それはプログラミングができたら稼げる、もしかしたら副業や独立できるって巷で話題だったからです(現金)

学んで実践するほど解像度が上がりました。その噂は、上位の実力とアピール上手なプログラマーの話であって、アラサーで参戦した私を含むすべてのプログラマーに適用されるキラキラした話ではないと。

当時はプログラミング転職も視野に入れていたため、その前に現実と自分の実力を認識できてよかったです。閑話休題

当時選んだ言語はpythonです。環境はColaboratoryとVisual Studioを活用しました。後者に至っては現役プログラマーの友人に環境構築のお世話をしてもらいました。感謝しかない。

教材は『AI・データサイエンスのための数学プログラミング』を書籍で使っていました。

その他、パソコンとはどんな原理やメカニズムで動いているのか?そもそもプログラミングって何よ?容量との戦いはどうなっているのよ?は図書館の本やyou tubeの動画で学んでいました。

実践といってもほとんど上記の本を転記していただけでした。

それでもコードを検索し、なんのためにこれを書くのか、順番は前後しても良いのかなど学ぶのは新鮮で楽しかったです。

シューティングゲームの転記をしていたときは座標の設定が必要なんだ~と面白かったのを覚えています。

データ分析をしたかったので、データ分析の本を選んだのですが、その前の統計学の素養がない。

ということで統計学の本も何冊か読みました。そしてよくわからんままプルプルしながら転記し、やりながらなんとなく分かってくる、の繰り返しでした。

自分にプログラミングの適性がないことが分かってから、学習も実践もやめてしまいました。

続けていたとしてもお小遣い稼ぎにもできないでしょうし、何より可処分時間の捻出でストレスの一因になっていたでしょうから、やめたことに特に後悔はありません。

 

プログラミングを学ぶ上で得た大切な学び

さて本題。最初にちらっと申し上げましたが、実にならなくても取り組んでよかったと思えるのは下記の収穫があったからです。

 

・定義の確認を職場でも仔細まで行うようになった。

→期日、クオリティだけでなく、相手が想定している業務、目的をしっかり確認し、試作品を提出して方向性や要望とのマッチを確認するようになりました。

・事業の全体像や流れの把握を意識するようになった。

→その中で自分の業務はどのプロセスに相当するのか、次のプロセスの人はどんな業務か、お客さんにどのように届くのかを逆算して業務を遂行するようになった。

・分析資料の格納順番や名前の付け方から、日常のモノの整理や分類、業務の構造の位置を捉えることが得意になった。

→片付けと整理整頓、思考がクリアになった。苦手でない人は得意になります。

フローチャートの考えを身に着けて業務の取りこぼしを防げるようになった。

フローチャートを頭に思い描いて、想定外に備えてプランBやCまで想定して策を練るようになった。

・嫌な仕事も「自分はパソコン」と思えば無感情・省エネでこなせるようになった。笑

・以前よりも数字で物事を考えられるようになった。

・コピペに罪悪感を抱かなくなった。*誰かの創作物や著作権のないものに限っての話。

→別にイチから作らなくても誰かのものを改良して業務効率化を図れる、売上を上げられるのは省エネと割り切れるようになった。

 

…と羅列しましたが、今従事している業界・職種では得られることのなかった視点や仕事の仕方を得られたのは、本当に良い収穫でした。

私が所属している業界はIT化から遠いということもあり、仕事のやり方とかツール、考え方が全く異なるんですよね。

だからこそ学び始めは親しみも取っ掛かりもなく、参入障壁がとても高くて凹みました。

ですが、慣れたらその分、仕事や日常生活へインパクトは大きかったです。IT系、最新技術に対する免疫ができたということさえも収穫です。

自分の体験を普遍化すると、自分が今まで所属した組織や商業習慣とはズレた集団、もしくは正反対のものを学び、日常で実践することは想定以上に自分や所属組織に良い影響をもたらすということです。

なかなか手を出すエネルギーや時間の確保、思考の転換は難しいですが、小さく始める、一歩を踏み出してみると思わぬ良い出会いがあります。

ということでプログラミング以外にも、月一で新しいことに小さく試したいなと思った管理人です。

 

おまけ

閑話休題ですが、副次効果のひとつ、理系人間の生態や思考パターンを知るきっかけにもなりました。

特に理系男性。コミュニケーションが難しい人がいるな~と思うことが多々あったのですが、プログラミング学習と実践を通して、意思疎通の前提が異なるのだと少しわかりました。特に内向的な理系男性、日本生まれの日本育ち。さらに海外未経験の方。

彼らは、考えていることを相手が受け取りやすいように加工したりラッピングしたりするという手間を掛けずに、入力した命令や言語をそのまま出力しているだけにすぎないのだと。彼らにとってそれは無礼なことではなく、明朗な指示なのです。

システムを日々相手にしているのですから、そのやり方に慣れ、自分も影響されるのは自然なことです。

でも彼らが受け取りたいのは、加工されたり包装されたりした、受け取りやすくて柔らかいもの。笑

パソコンは彼らに優しくしてくれませんから。入力したものをそのまま出力します。でも求めるのは温かさ、人としての優しさ。

ここのギャップに気が付きましたが、周囲がいい年した大人を変えるのは難しいもの。

色んな人とコミュニケーション取って揉まれて磨かれて、そうやってギャップを自分で埋められるようになることを祈ります。

 

ではまた別の記事でお会いしましょう!てりーでした!