おひとり様レディの人生戦略

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人の良いところが見えるというのは天啓のようなスキル

こんにちは!てりーです!

今日はしばらくコンプレックスに思っていたことを昇華し、言語化できたのでそのお話をします。

内容は「他人と比較してしまうこと」から派生しています。きっと私以外の誰かにもお役立ていただけたら嬉しいです。

周りの良いところが見えすぎて自分への劣等感が募っていた1年

小タイトルにもあるように、ここ一年、周囲の人間の良いところがよく目につきました。もちろん良い意味です。

一方で、他人の良いところが見えるたびに、自分の良いところが見えず、存在意義を自問自答することが多かったのです。

あの人はだれとでもうまく話せる。

この人は他人を傷つけることなく場を盛り上げるのが得意。

その人はムカつくことや理不尽があっても、グチを言わずにやるべきことを淡々とこなしている。

あの人は朝から爽やかに、笑顔になるような挨拶をしてくれる。

この人は無口だけど依頼したことは確実にやってくれるし、こまめに進捗を報告してくれる。などなど。

誰かの素敵なところを見つけるたびに、シーソーの反対側に座っているかのように、彼ら彼女たちのようになれない、自分の良いところが見当たらずどんどん劣等感に苛まれていきました。

不思議なことに、自分が一番自分のことがわからないのです。灯台下暗しといいましょうか。

※あとから職場のストレス、寒暖差、体調不良のコンボが原因だったと判明し、ぶじ回復しました。

ふとこのコンプレックス視点から抜け出すことがありました。

*認知の箱から抜け出すのは1人では難しいこと。お友達や仲間の協力を得るか、下記の本を読みながら実践してみてください。

 

違う点からそれを見てみると素晴らしい才能(と自分に言い聞かせる)

仕事で送別会を行ったときのこと。送り出す相手は取引先の方です。

オフィシャルですが、取引先と仲の良い方、業務でよく関わった方々だけが双方選抜されています。

その場に私も呼んでいただきました。

窓口としてよくやり取り(と言う名の迷惑)をしていましたから。

同じくその場に呼ばれた後輩がまた場を盛り上げるのが上手なこと!

誰かを傷つけるような発言も内容もなく、取引先の上司の方々まで笑わかせるんです。しかも初対面同士で!

飲み会終了後、彼女のように場を盛り上げられない自分を思い出して一人反省会をしていました。

その時ひらめいたのです。

いや、待てよ?後輩みたいになれないと反省して落ち込んでいるけど、後輩のような振る舞いを求められて会に呼んでいただいたわけではないよな??

何かしら自分のことを気に入ってくれているから、この会に呼んでくださったわけで。

その会に参加する自分を否定するということは、呼んでくれた取引先のことを否定することになるぞ。

という一人反省会は終了~。自分の悪いところばかり見るのも終了~~と幕を閉じさせました。

 

どのように活用するか、何があればさらに良くなるか

さて。

先ほども書きましたが、自分が一番自分のことがわからないもの。

特に強みや得意に関しては。苦手や不快は自覚しやすいことに比べて。

むしろ弱みに思えるものも、捉え方次第では強みにも売りポイントにもなるもの。

私の「人の良いところばかり見え」に関しても、違う視点から見たら「他人の良いところを見つけるのが得意」といえます。

そして「自分の悪いところばかり見てしまう」は、「他人の良いところをより良い自分への行動に落とし込む潜在性がある」とも捉えられます(超ポジティブに捉えていますよ)

 

他人の良いところ、素敵なところを気づける方は、総じて生きていきやすくなります。

その気付いた他人の素敵なところをどのように活かしても、です。

例えばそれらを本人に伝えると。

その方からの好感度が上がったり、伝えたあなたの素敵なところを教えてもらったりとなにか返ってきます。

(受け取りたいからするという下心があろうとなかろうと)

誰かに好ましく思われるというのは、群れ社会を生きていくのにとても役立ちます。

例えばそれらを自分にも取り入れてみると。

好ましい人間度が上がり、他人から優しくされる回数と質が良くなるでしょう。

例えばそれらを文章に起こし、エピソードとともに発信すると。

何か改善したいとあがいていた方々の助けになります。巡り巡ってステキ人口が増えて、生きやすさがUPするかもしれません。

 

あとはその恵まれたチートスキルを使って、他人の良いところを素直に伝え、自分にも活かしていきましょう。

そう、あなたをより素敵な方に引き上げるのは、伝えるための素直さと度胸です。

他人の良いところを他人に伝えられるようになると、あなた自身にも良い効果があります。

それは自分の良いところの解像度が上がること、ポジティブさが上がるということです。

言葉は発する自分がいちばん聞いているものですから、良い内容を良い言葉で表現すると自分にも良い洗脳効果があります。

自分もポジティブになり、他人からも好かれやすくなるなんて最高ですよね。しかも無料です!(笑)

このスキルを活用して得られる副次効果は、クソな人もあなたの前(だけでも?)では良い人になるという点です。

他人に対して意地悪な人もクソな対応をする人も、あなたには褒められたくてネガティブ要素を表出する回数がます。クソムーブ撲滅運動に繋がります。

 

素晴らしい人はさらに素晴らしく、ヤバい人はさらにヤバくなる

ここまで読んでいる中の方には「人の良いところを見つけられるのは普通のことではないのか?」と思われることもあるでしょう。

普通じゃないんです。人間に標準装備されたものではないのです。

びっくりするほどアレな方々は、ご自分の性格や周りへの迷惑を透明にして、周りの性格の悪さや自分への加害にすり替え、被害者ヅラします。

10代20代であれば、誰か親切な方がおせっかいを焼いて良い方向に導いてくれるかもしれません。

ですが年齢を重ねるほどに、アレな人はヤバい感じを増幅増強していきます。

周囲も関わりたくないので放置され、悪い意味で複利が効いてきます。クソはクソの集大成になります。

…と、どの職場にも1人はいそうな蠱毒の生き残りみたいヤバい人の話に脱線しました。閑話休題

 

注意 ネガティブな方向に向かわないために

何事も「過ぎる」と毒になります。適量が薬です。

人の良いところが見えすぎると、良いところが少ない人間に対して厳しくなります。

特にその相手が自分より権力があったりお金を稼いでいたり、自分が欲しいものを持っている存在だとなおさら。

その時はどうするか。

まずはしっかり自分のお世話をしましょう。睡眠を確保し、栄養のある食事を取り、頻度高くストレス発散する。そして自分の良いところを言葉にして認めましょう。

他人に優しい方は案外自分への優しさを忘れがちです。

次に、「あまり良いところがないな~」という相手から心理的にも物理的にも距離を取りましょう。

感情をかき乱されるのは、距離が近いからです。快適さを維持できる、存在を透明化できるところまで離れましょう。

いろんな対策をしても頭から離れない場合、自分の好きなものややってみたいことなどをリストアップし、予約してみましょう。

家族などの大切なものを考えるのも効果的です。

ゴリッと自分の考える対象を変えてしまうのです。

それでも効果がないなら。環境を変えた方が良いかもしれません…言うは易し、行うは難しですが。

 

ではまた別の記事でお会いしましょう!てりーでした!