おひとり様レディの人生戦略

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その時しか許されないことをその時にしておくことの大切さ

こんにちは!てりーです。

今日も現職の同僚を観察して感じたお話です。

要は通過儀礼はその年齢、年代で通過することが本当に大事なんだな、という内容です。

というか現職、ブログネタと私の人生を豊かにする(反面教師としての)学びが多い宝庫だな…と最近思います。

ま、早速本題にいきましょう。

*今回の内容はだいぶ辛辣だと思うので、物理的メンタル的キョリをとって、安全圏から読んでくださいね。

誰もあなたのことを、私のことを責めているわけではなく、ただの観察知です。

 

今年30になる新人同僚の処理力がちょっと25年おいついていない

 

現職に同じ学年の新人が入社してきました。本人の経歴いわく、この業界の経験者です。

なのですが…。

そもそも仕事の前に、整理整頓も会話のレベルが社会人に追いついていないのです。ちなみにこれは他の社員と満場一致しています。

具体的には、あらゆる引き出しを開けたらそのまま。開けっ放しでその場を離れる。

会社の車やバイクに鍵をさしてエンジンを付けたまま、オフィスで仕事をしようとする。

自分のデスクも作業場も散らかしたらそのまま。次の現場に行こうとする。片付けないから共用のものをどこで使ったままか覚えていない。

会話に関しては、こちらの質問に対してモゴモゴ的を射ていないことを言って回答しない、できない。

例えばAなのかBなのかCなのか尋ねているのに、カブトムシと答えるのです。そもそも質問の意図が理解できていない。

会話がこんな感じですから、取引先への電話も支離滅裂です。ぐちゃぐちゃすぎて、仏の心をもつ取引先も「何言ってるか意味不明」と一刀両断してしまうほど。

まだまだたくさんあるのですが、これ以上リストアップすると悪口やグチの記事になるのでここらへんで止めておきます。

ではお仕事や業務を安心して任せられるかというと、…満場一致で何も任せられることがないと同僚で頭を抱えています。

上記の整理整頓、お片付け状態なので、オフィスの掃除といった新人の最初の仕事でさえ任せられないのです…。

さら頭痛の種になるのですが、本人は「仕事ができる!オレ有能!」と自己評価は高い(みたいな)ので、同僚の指導ものれんに腕押しです。

残念ながらどの部署、どの同僚からも面倒を見たくないとたらい回しにされている現状です…。うーん、根が深い。

 

その年齢、年代なら許容される事が案外多い。特に他者との関係が大事なもの

 

歳を重ねるほど、なにか新しいことに取り組み事に及び腰になりがちです。

そのときによく言われるのが、「今が人生でいちばん若い!」「何歳になっても挑戦できる!」といった励ましの言葉です。

確かにそのとおりですが、これは自分が自分を鼓舞するためであって、他人から言われることを真に受けて過ぎてはならないのではないかと同じ学年の新人同僚を観察して思いました。

確かに何歳になって新しいことに取り組む気概と努力は大切だと思います。

ですが一方で、その時々、年代でしか失敗を許されない学びというものが在ることも事実です。

そのひとつに、先述した新人同僚ができていない社会人の基礎があります。

電話対応、同僚の業務的質問に必要な回答をする、仕事道具を丁寧に扱う、取引先との名刺交換、取引先の来訪・往来の対応、言葉遣い、振る舞いなどetc。

これらは新卒時、長くて就職3年以内にできるだけ早く身につけておきたいもののひとつです。

…なんて高説たれていますが、私は20代半ばで焦って身に着けた人間です。新卒のときに失敗しなから実践できていたら、という後悔があります。

通過儀礼という言葉がありますが、成人や冠婚葬祭といった目立つイベントだけではありません。

その時々、その年代、年齢でないと許容されない言行、挑戦や失敗も実際は含まれていると思います。

残念ながら、若い時、許されているときはそれを実感できないのです。

「まだ若いから」で放置される事が多いのです。

その「まだ若いから」で放置されてきたことは、「まだできなくても大丈夫だよ、ゆっくり覚えてね」と言われている間に失敗して学んで習得しておくと良い場合が望ましいです。

歳を重ねれば、世間から一人前と認められるようになったときに他者からの視線で実感するものです。

「あの人いい年して、こんなこともできないのね…」

年齢が上がると他人から求められる量も質も基準も上がります。他者からの視線は、厳しさを増すばかりです。

このひとつに、結婚後の男性の生活力のなさやメンヘラの恋愛も分類されるというのが個人的な認識です。



「いつからでも挑戦できる!」と許されるものとその時々に経験・失敗しておいた方が良いことの違いは、最終的な始末に他者が関係するか否かが関わっています。

アドラーが言うところの「課題」、つまり「その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰か?」です。

その責任を負うのが自分だけであるならば、「何歳になってもチャレンジできる!」と周囲から鼓舞されるでしょう。

他人も結果の仕舞いに関わるとしても、少しだけでありほとんど本人が決着させるのであれば、その挑戦は礼賛されるものになるでしょう。

ですがその後始末に他人が関わるとき、特に本人よりも他人のほうが被害を食らうときは「あの人いい年して…」「いい加減にしてほしい」と通過儀礼での学びのなさ、経験の無さを責められやすいのではないでしょうか。

今回の同学年同僚は、残念ながら後者、「なぜあなたの不出来を周りがお片付けしなくてはならないのか」です。

すみません、いつもより内容と文章が辛辣ですよね。

重ねますが、あなたのことも自分のことも責めているわけでなく、ただの観察知です。

 

出遅れたならば今の時点から積み上げるしかない

 

激辛で厳しい内容の話ばかりするのもアレですし、希望を見つけましょう。楽しく豊かな人生にするためには希望は必須栄養素ですから。

では彼が「仕方ないな…」と失敗しながら成長するプロセスを周囲に受け入れてもらうにはどうすればよいのでしょうか。

今後、新しいことや未体験のことに取り組むときに「今から始めたんだね!いいじゃん!」と応援してもらうにはどうすればよいのでしょうか。

 

これまでの人付き合いと経験で提案できるのは、下記のとおりです。

 

★「そういうキャラ」作戦で行くこと

★他人の目を気にしない

★他人にかける迷惑はお金で解決する(ごちそうする、お菓子を差し入れする)

★応援される人柄・性格でいる、振る舞いを心がける

 

いちばん確実で自分も気持ち良いのは最後の「応援される人柄・性格でいる」ことです。

もしくは他人から応援してもらえるような表情で過ごしたり、言葉や振る舞いを普段から気をつけること。

周りにこのタイプの方がいるのですが、何事もいつでも助けてもらって失敗もそのカバーも受け入れられています。

どの戦略がよいと一概には言えませんが、ご自身のキャラと周囲との人間関係を考慮して組み合わせるなりして対策してください。

 

必要なタイミングにやりそびれた、出遅れたのであれば、今から積み上げていくしかありません。

その他にも「昔は興味が出てこなかったけど最近やってみたいことができた」「今まで後回しにしてきたけどそろそろ手をつけたほうがいいかな」と思っていることにも本記事は該当します。

個人的には、思い立ったが吉日、今がタイミングです。今取り組んでいることと同時並行しながら少しずつ手を付けていきましょう。

いつかの未来で「あのときやっておけば良かった!」と悪い複利をお供にして後悔するかもしれません。

その未来を回収するために今をあのときにしてみましょう。たとえ今苦しくなるとしても。

大丈夫ですよ、案外他の人もこっそりなにか初めてのことに取り組んでいたりするものです。

豊かな人生、楽しい人生にするには新しいこと二挑戦すること、未知の世界に足を踏み入れることが必要なときがあります。

私だって今いる場所から年収アップを企んだり、自分磨きに悪戦苦闘したりして、ああでもないこうでもないと改善を繰り返しています。

きっと将来のあなたは、今取り組んでくれたあなたに感謝するでしょう。

ひとりではないです、大丈夫ですよ。

 

では、また別の記事でお愛しましょう!てりーでした!