こんにちは!てりーです!
今日は歯列矯正の無料カウンセリングに行く際の注意点を独断と偏見で語ります。
というのも、歯並びが20歳を超えてからコンプレックスとなっていたからです。
いつかは…と思っていた歯列矯正も、コロナウイルスをきっかけに「マスクで矯正、隠せるじゃん?!」と動き始めました。
今はワイヤー矯正の装置を付け、そろそろ装置を外せる矯正卒業の最終ステージに来ています。はやく嚙み合わせよ、合ってくれ…!
今でこそ装置のついた歯磨きも、ゴム掛けも慣れていますが、歯列矯正を決意したときは、どうやって矯正の情報収集をしたらよいのか、どの歯医者さんをどうやって選べばいいのか、初回カウンセリングなんか怖い…!など戸惑いました(みんな通る道ですね。)
そこで、私の経験を踏まえて、歯列矯正方法の選び方、お世話になる矯正歯科さんの選び方、初回カウンセリングを受ける歯医者さんの選び方などをお伝えします。
*なお、本記事の読者は、歯列矯正の予備知識をお持ち賭した方を想定しています。矯正の種類や各長短所の説明は省いています。
*一個人の考え方です。絶対ではないので、必要なところだけ参考にしてくださいね!
私の矯正悩みポイント・優先ポイント(カウンセリング前)
そもそも私が矯正に興味を持ったのは、口元に関して下記のコンプレックスがあったから。
・出っ歯がひどい。上の前歯も犬歯も飛び出ていて存在感しかない。
・出っ歯&ガタガタで歯磨きしにくい
・口を閉じて笑っても笑顔でないほどボコボコ
とにかく歯並びが気になって、これら2点の悩みを歯列矯正で解決しちゃおう!と思いました。今思えば人生の英断のひとつだと自負しています。
(実際に矯正を始めてみたら、歯1本分 出っ歯になっていたという…)
歯列矯正を決意したときにいろいろと情報収集して、初回カウンセリングを受ける前の矯正における優先順位と希望する矯正方法は次のようなものでした。
- できるだけ早く矯正器具を外したい
- 料金100万以内(できれば税込み)(矯正装置・毎度の調整費用含む、保定期間の費用は含まない)
- できればEラインに近づけたい(口腔手術をしてまで、は考えていない)
他の要素
・職場か家に近い矯正歯科でお世話になりたい(通うのが面倒だと継続できないタイプ)
・食事や歯磨きでエネルギーと時間を使いたくない
結論:マウスピース矯正がいいな(もしワイヤーの方が早く装置を外せるならワイヤーにする)
…ええ、ご指摘がなくても自覚しております。無茶な要望を詰め込んでいますよね、反省しています。
ただ私の場合、矯正方法は自分の歯並びにあっているのならどちらでもいいと考えていました。
そのため、お世話になる矯正歯科さんの候補として、ワイヤー矯正もマウスピース矯正も両方ともできるところを条件にしました。
また、私は移動に時間とエネルギーを割くのが苦手と自覚しています。
そのため候補の矯正歯科さんは職場の最寄り駅付近or家から自転車で15分以内のところで絞りました。
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なお、カウンセリングでどの歯医者さんも仰っていましたが、矯正期間はワイヤー矯正でもマウスピース矯正でも、どんぐりの背比べとのこと。
また矯正器具を装着する期間は、個人差があります。
そりゃそうですよね、ひとりひとり歯並びの状況は異なるのですから。
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お世話になる歯医者さんの情報はどうやって集める?
優先順位と矯正方法をあらかた言語化した私は、次に矯正歯科の候補をピックアップしました。
カウンセリングを受けてみたい矯正歯科さんの優先順位はこちら。
・マウスピース矯正とワイヤー矯正の両方をできる。
・矯正専門の歯医者さん(一般歯科で矯正もしているところは除外)
・職場付近にあるor家から自転車で15分以内にある。
・先生の矯正歯科歴が10年以上のところ
具体的な矯正歯科さんピックアップは、インターネットで「○○市 矯正 マウスピース」「○○区 矯正専門」などと地道に検索しては、HPで希望に沿う場所かをチェックしていました。
ですが、個人的に一番頼りになる情報源は、ずばり、かかりつけの一般歯科さんの紹介です。
予防歯科としてかかりつけの歯医者さんに、下記のように相談していました。
Q. 歯並びの矯正したいだけどおススメの矯正歯科さんありませんか?
Q. ここの患者さんで矯正している方って、どこの矯正歯科さんに行っているか、ご存じだったら教えてほしいです。
この相談はとても有力な情報です。歯医者さん同士なら上手下手や評判の情報をつかんでいるものです。
実際、歯科衛生士さんからは一般歯科としてワイヤー矯正を専門としている矯正歯科さんを、歯医者の先生には、職場付近でマウスピース矯正のプラチナ・ドクターランクをお持ちの同級生先生の矯正歯科さんを紹介して頂きました。
ちなみに、一般歯科で相談した方々のほとんどから頂いたアドバイスは、
★歯列矯正を専門にしているところにすること
×一般歯科と併せて歯列矯正しているところはお勧めしない。矯正の先生が常在していないこともあり、トラブルが起きたらすぐに対処してもらえないことも。
あとは一般歯科専門の人は矯正に関する技術力と経験が不足していることも。
★日本矯正歯科学会の認定資格やインビザ・ライン(マウスピース矯正)のドクターランクを取得しているかをチェック
→これらは年間に○件以上という実績がなければ取得できないものらしく、先生方の矯正の腕も数をこなさないとスキルアップは難しいのです。
また、数をこなして資格を取得しているということは、色んな症例に対応してきた証拠なので、安心してお世話になることができるとのこと。
一般歯科さんの情報ネットワークは素晴らしいので、ぜひ先生だけでなく看護師さんや歯科衛生士さんにも相談してみてください。
歯科に通院しているとスタッフで矯正経験者という方々が多いです。
矯正に興味を持ったら、矯正の体験話など尋ねてみると、歯列矯正している自分をより具体的にイメージできます。
ご自身の友人や職場の方々に相談して口コミをゲットするのも良い情報になると思います。
まとめるとこんな感じです。
矯正歯科の情報収集
・かかりつけの歯医者さんで紹介してもらうor矯正経験者のスタッフから教えてもらう
・インターネットで検索する
・周りの矯正経験者に口コミを聞く
お世話になる歯医者さんを決めた私のポイント
初回カウンセリングを申し込んだのは4医院です。
どれも、前述した家or職場付近、矯正歴の長い先生がいる、マウスピース矯正もワイヤー矯正もできる矯正専門の歯医者さんです。
- A矯正歯科…マウスピース・ワイヤー◎、インビザのプラチナ・ドクターズ取得、職場近い
- B矯正歯科…マウスピース・ワイヤー◎、矯正歴10年以上、日本矯正歯科学会の認定資格取得、家近
- C矯正歯科…裏側ワイヤーのみ、矯正歴10年以上、日本矯正歯科学会の認定資格取得、家近
- D矯正歯科…ワイヤーのみ(裏表対応)、矯正歴8年、日本矯正歯科学会認定資格すべて取得、家近
このうち結局、最後にカウンセリングを受けたD矯正歯科さんにお世話になっています。
この初回カウンセリングを通して、矯正歯科を決める際にチェックした項目は下記の通りです。
(1) 先生やスタッフさんの仲が良い
(2) 先生やスタッフさんに質問しやすい人柄・空気感
(3) 初回の時点で矯正方針や流れを説明してくれる
(4) 家からも職場/学校からも通いやすいか?雨の日は?
(5) 医院内の矯正設備以外へのお金のかけ方
ひとつずつ細かいチェックポイントをお話しします。
先生やスタッフさんの仲が良い
まずは医院の人間関係をチェーーーック!
働いたり学んだりするわけじゃないのに、人間関係を気にするの?と疑問に思うかもしれませんが、結構私の中では重要ポイント。
なぜなら2、3年はお世話になるのです、しかも1回の調整通院で30分近く時間を過ごします。
人間関係がぎくしゃくしているところに30分/月1回、保定期間も合わせて約3年以上通うのは苦痛でしかありません。
実際、カウンセリング受けたC矯正歯科では、先生がほかのスタッフさんに厳しい物言いをしました。
当然「ここで矯正を開始したら、もしかしたら私にもきつく当たられるのかな…」と想像してしまい、ここはナシだな…となりました。
一方でD矯正歯科さんは、スタッフさんと先生の連携が密でした。
スタッフさんの情報共有も素晴らしいのですが、先生がスタッフさんに対してどんな小さなことでも「ありがとう」「OK」「サンキュー!」と伝えている点が印象的でした。
先生やスタッフさんに質問しやすい人柄・空気感
医院内の人間関係にもつながりますが、質問しやすい人柄や空気感であることも重要でした。
歯列矯正を始めると矯正装置の名称や専門用語、医療知識などわからない単語や話がたくさん出てきます。
わからないことを質問しても答えてくれない、そもそも質問しにくいなど、初回カウンセリングの時点で懸念があると通院が嫌になり、途中であきらめてお金を無駄にしてしまうことも。
通院できても、治療する側とサービスを受ける側の連携がうまく取れず、矯正がなかなか進まないという状況になるリスクもあります。
いち人間同士として先生やスタッフさんと良い人間関係を築けそうか、という観点も重要です。
矯正方法はマウスピースにせよワイヤーにせよ、歯を動かすのは大変なストレス、負担になります。
そういう状況で矯正歯科さんとうまく連携で来そうになければ、通院が嫌になり、矯正を途中でやめてしまうリスクも出てしまいます。
…ここは絶対ないな…と思ったC矯正歯科さんは、Eラインについて質問した時に顔の筋肉や骨格についても詳細に説明してくれました。
それだけで終わればよかったのですが、「そんなことも知らないで歯列矯正の相談に来たの?」という上から目線な態度と話し方、持って行った歯列矯正の希望メモにわざわざ日本語添削など悪い意味でいたり尽くせり。(笑)
これは双方相性が悪いなと思ったので、潔く撤退しました。
初回の時点で矯正方針や流れを大まかでも説明してくれる
初回カウンセリングの段階でも、口の中を見てマウスピース矯正でも行けるか、ワイヤー矯正でないと難しいか、ワイヤーなら裏側でも行けるか表側のみか、アンカースクリューや特殊な器具が必要かどうかといった大まかな流れを説明してくれます。
さらに言うと、矯正歯科によって同じ表側ワイヤーの矯正でも治療方針が異なります。
例えば初回カウンセリングでマウスピースで行ける、といっていたのに途中でワイヤー矯正も挟むからワイヤー料金も追加で必要になった、というパターンもあるのです。
実際にB矯正歯科さんのカウンセリングでは、希望のマウスピース矯正はできるが、どこかでワイヤー矯正をしないと動かせない歯がある、オーダーメイドの特殊な金属器具を使わないと動かせない歯があると説明を受けました。
一方でお世話になっているD矯正歯科さんでは、アンカスクリュー(ねじ)とワイヤー矯正で歯を動かせると説明して頂きました。
初回の時点で大まかでの治療方針を説明してもらえないところは、やめておいた方がいいです。
A矯正歯科さんは、初回カウンセリングが新しいスタッフさんだったため、矯正方法のメリット・デメリットの説明で終わってしまいました。
それが「どうしてもここにお世話になりたい!」という決め手に欠けてしまいました。
実際、その後に相談したB矯正歯科さんでマウスピース矯正は難しいと説明を受けた時に、A矯正歯科にしなくてよかったなと思いました…
他にも、初回では歯列矯正するべきかわからない、精密検査(約5万)をしないと元の歯が矯正に耐えられるか判断できないと、よくわからない回答をくれた矯正歯科もありました。(C矯正歯科)
患者の将来の歯の健康を担保したいのは分かりますが、残念ながら初回カウンセリングの経費を回収したかったようにしか聞こえませんでした…。
家からも職場/学校からも通いやすいか?
見逃しがちですが、重要事項のひとつです。
通いやすいか、は時間と交通手段、どこからアクセスが良いかによって決まります。
私のチェックポイントは下記。
・仕事帰りに行く際、職場からのアクセスはよいか?
・家から通う場合、交通アクセスはよいか?
・ドアツードアでかかる時間は自分の許容範囲内であるか?
・自転車で通う場合、雨の日の交通手段は確保できるか? などなど
上記4点が自分の許せる範囲内にない場合、通うのが面倒になります。
私の場合、移動が面倒な場合、習い事にせよデートにせよ買い物にせよ、途中でやめてしまうことが多かった経験があるので重視しています。
医院内の矯正設備以外へのお金のかけ方
地味にチェックしていたのがここ。
例えばスタッフさんの制服、椅子、テーブル、子ども用のぬいぐるみ、テレビのブランドや台数、照明の豪華さなど。
院内のインテリアがおしゃれだと、女性なら通院のたびにテンションが上がるかもしれません。
ですがそのインテリア代、おしゃれ代は、あなたの矯正費用に上乗せされます。豪華なインテリアを採用していたら、おのずとトータルの矯正料金も高くなります。
インテリア含め、院内設備がきれいだったり華やかだと、通院のテンションは上がるかもしれませんが、お財布と相談して決めましょう。
以上、私の歯列矯正カウンセリング体験記でした。
上記の内容をしっかり観察して矯正医院を選んだことで、とても満足のいく歯並びに乗仕上げに近づいています。
むしろお世話になっている矯正の先生方、スタッフさんたちに、行く毎に「私たちの処置がすばらしいわ~」と自画自賛されちゃいます。(笑)
これから歯列矯正始める方、興味持った方の参考になるとうれしいです。
それではまた別の記事でお会いしましょう!てりーでした!