おひとり様レディの人生戦略

ひとりでも楽しく、我慢しないで生きる

MENU

女性でも自分を食わし、貯金&投資を実現する仕事選び

こんにちは!てりーです。

 

今日は、女性が最低限自分で食える金額を稼ぐことについて、サラリーマン収入の業界と仕事選びについての考察です。

なお、雇われ収入に特化しているため、企業やフリーランスの稼ぎ方のお話ではありません。

 

結論から言うと、生涯おひとりさまでも結婚して家族を持とうとしても、個人的には建設業界で働くのは食いっぱぐれがありません。女性でも、です。

その考察背景をこれからお話しますね。

 

現代社会において生きていくにはお金から逃げることはできません。

生活費に加えて、美容や趣味、もしものために貯金や投資のお金を捻出することはもはや必要不可欠。

男性よりも長生きする傾向のある女性はなおさら生涯にお金が必要になってきます。

 

残念ながらこの記事を書いている令和5年、2023年になっても日本では男性と女性では収入に大きな差があります。

 

令和4年度9月に公表された、国税庁企画課の「令和3年分民間給与実態統計調査結果について」によると、

平均給与(年収):全体で443万円

 

性別で見ると

男性:545万円

女性:302万円

 

と、女性の年収は男性の約半分…。びっくりしますよね。

女性に働く意欲がない、男性は大黒柱だから当然という個人の感想の前に、雇用形態として男性は正社員登用の割合が大きいのです。一方女性は賞与対象の正社員以外、つまり契約社員や派遣、パートタイマーなど非正社員の割合が高いという結果です。

雇用形態上、正社員がいちばん保障されている以上、どんなに優秀でも働く意欲があっても、正社員以外の雇用形態では稼ぐことができないのが現状です。

かといって正社員なら必ずしも高い月給と賞与、退職金が約束されているわけではありません。

大切なのは所属する業界と売上に対する利益率です。

売上とは「いくら売れたか」、利益は売上から仕入れコストや人件費などかかった経費をすべて引いた後の「いくら儲かったか」を表します。

どんなに規模の大きい業界や会社でも、残るお金、つまり利益が少なければ、社員に分配されるお金は少なくなります。

つまり売上に占める利益の割合が大きければ大きいほど、稼ぐことがうまい、効率的に稼いでいる業界や会社に所属することが、高い年収を得る最初の一歩です。

ではどの業界が利益率が高いのか?

少し前のデータですが、2020年度の利益率は下記の通りです。

*出典1頁の経常利益/売上高で管理人が算出したものを記載しています。

 

業界 利益率
鉱業、採石業、砂利採取業 16.3%
製造業 6.5%
電気・ガス業 3.6%
情報通信業 9.7%
卸売業 3.4%
小売業 3.1%
クレジットカード・割賦金融業 10.8%
物販賃貸業 5.3%
学術研究、専門・技術サービス業 3.9%
飲食サービス業 ▲1.3%
建設業 3.6%

 

出典:経済産業省企業活動基本調査速報 2021年経済産業省企業活動基本調査(2020年度実績)(PDF形式:1,087KB)

令和2年度 建設関連業の経営分析(令和3年度 調査・分析)

なお建設業が経済産業省調査(上記リンク)統計調査の対象外業界だったため、国土交通省 不動産・建設経済局が提出している建設関連業の経営分析(令和2年度)より参照しています。

 

上記は従業員と資本金規模でいうところの大手企業が調査対象となっています。

個人的には、大手であれ中小企業であれ、建設業界で就労すると事務職でも技術職でも高い年収を得やすいと感じています。

 

建設業は業界の中でもIT、自動化が遅れている業界のひとつであり、常に人手不足です。つまり売り手市場ということです。

最近は人材確保のために、未経験でも採用してもらえたり、入社後の資格取得を支援してくれたりします

なにより日本は土建国家です。税金の使い道はインフラ整備に多く使われます。

また建設成果物やメンテナンスに一定の質を確保するため、個人の資格や会社の施工実績がないと参入できないという、実態もあります。まずは資格が大事な業界なのです。

私の知り合いは、主任技術者や施工監理者の資格を持っているという点を買われて、御年70歳ですが契約社員として働いています。

建設業は全国津々浦々、離島にもあります。結婚して旦那さんの転勤についていっても、正社員としての会社も仕事もあります。

 

業務内容は、正直きついと思います。人間関係も仕事も大変ですが、その分、メンタルも体も鍛えられ、ささいなことには動じなく、傷つかなくなります。

また技術力がモノをいう世界ですから、資格と実績、そして実力を身に着けたら独立したり個人で仕事を請け負ったりすることも可能です。

実際、私が就業していた中小の建設企業でも営業事務で年収500万円を超えていた時もありますやる気と根性があれば、女性でも稼ぐことは可能です。

技術職の同僚は20代にして、奥さんが専業主婦でも一軒家を買っています。

とはいえ週休2日が努力義務であったり、社会保険未加入の会社、下手したらアンダーグラウンドとつながっていたりする会社がある子は否定できません。

そんなやばい会社をどう見抜くことは必要不可欠です。

お金をかけずに精査する方法がありますので、それはまた別の記事でお話しさせていただきます。

 

なお私は建設業界での就労経験もありますから、その経験から学んだ実態も今後お伝えしていきます。

 

今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

また次回、お会いしましょう!てりーでした。