おひとり様レディの人生戦略

ひとりでも楽しく、我慢しないで生きる

MENU

欲しいものができたらすぐに準備すること

こんにちは!てりーです!

今日はタイトルの通り、準備の大切です。旅行の準備だと楽しいのですが、日常の延長線上にあるものだと億劫に感じたり後回しにしちゃったりすることもありますよね。

タイトルにある「欲しいもの」は家やブランド品といった形のあるものだけでなく、恋人や家族、昇格・昇進、夢、あこがれの場所に旅行などの無形のものも含みます。

欲しい!だけで手に入ることもありますが、欲しいものを手に入れた後も日常は続き、むしろ手に入れる前よりも生活は忙しくなるはずです。

もしかしたら欲しいものを手に入れたのに分相応、準備不足で制御不可能、失くすなど「ゲットするんじゃなかった…」と後悔したりするかもしれません。

前記事「やりたいことはさっさとやっとこ」でも登場した同僚の昇進をきっかけに振り回されている様子から観察知をお話しします。

 

昇格するために準備したけど、昇格後の業務までは準備できなかった同僚



同僚に悲願の昇格を果たした人がいます。

彼はその職位につくために、上司の仕事を半分以上引き受けながら後輩指導と自分の業務をサービス残業でこなすというブラック社畜になりました。期間は2年ほど。

その甲斐あって、昇進しました。え?対価?自覚症状のない内臓出血と上司たちの良い走りになってしまいました。

晴れて昇進したのは、彼にとっても彼の部下後輩にとってもおめでたいことです。

本題はここからなのです。

彼は昇格するために業務を頑張ってこなしてきました。

ですが、昇格するための業務は上司の雑用であって、役職を手に入れた後に控える業務の準備練習ではありません。

そのため昇格後に彼がいちばんにしなければならない仕事は、取引先との折衝です。

これまである程度の職位の人間は見逃されていた業務ですが、昇格した彼はスルーできない業務です。

現職は営業経験者が少なく、取引先との交渉でさえも柄が悪いやり取りをしている役職男性が多いです。

そのためよいロールモデル、ロールプレイの相手が職場にもおらず、社内の誰かから折衝業務のコツを教えてもらう機会もなく、一人で手探りしていく必要があるのです。

で、実際に受注した案件で同業の競合会社に金額交渉をする機会がありました。

結果は、残念ながら彼の上司が提示するボーダーライン金額より上で着地してしまい、彼は上司から折衝下手と怒られていたのでした。

というか注文内容を把握しないまま見積依頼をしてしまい、上司から怒られるところからスタートしていました。

折衝は対人間ですから、実践と人間関係を重ねないとうまくできないもの。

これまで取引先と、末端社員同士として人間関係は築けていたのでしょうが、交渉するため信頼関係と相手の組織風土や性格の理解まではカバーできていないよう。

さてさてどうなる新人職位の同僚!?がんばれ同僚!!(他人事)

 

欲しいものを手に入れるまでの努力も大事、勝負は欲しいものを手に入れてから

 

他人様の観察から自分も振り返るのですが、欲しいものができた時、欲しいものを手に入れるまでの過程は努力するんですよね、手に入れるために。

で、手に入れた瞬間に飽きたり、放り投げたり、他の欲しいものができて目移りしちゃうんですよね。

その同僚を観察して、そして自分も欲しいものをゲットしてから思うのは、欲しいものを手に入れた後が闘いなんです。有形のものでも無形財であっても。お金で買えるものも、買えないものも。

例えばジュエリー。欲しかったジュエリーも、手に入れてからの手入れ、ファッションに合わせること、そしてそのジュエリーが似合う雰囲気が自分にあるかが大事ですよね。

お金もそう。念願の年収に届いても、投資でお金を儲けても、いきなり大金を相続しても、無駄使いをやめられないなら手元にお金は残らないです。

もっと増やしたいと思っても何に投資したらよいかが分からないと、失敗してお金が減ることもあります。「誰でも簡単にすぐ儲かる!」に騙されて自分がカモネギになってしまうことも。

恋愛も同じ。憧れの美男美女とお付き合いすることになっても、彼ら彼女たちに見合う外見やメンタルを持ち合わせていないと卑屈になって別れてしまうこともあります。結婚することが目的になって結婚してみたら、生活スタイルや相性が悪くてすり合わせが難しくて離婚、という展開もあり得ます。

もちろん友情も。

権力も同じです。手に入れる前から同僚や上司、取引先と円滑にやり取りできる関係性を作れていないと裸の王様で誰もついてきません。

就職も転職も、プライベートのコミュニティもぜーんぶ同じです。

 

欲しいものを手に入れるに値する人間になるためには、手に入れても自他で違和感のない人間であるためには

 

そういう意味では、「欲しいものを手に入れる前から手に入れた後の自分をイメージして振る舞う」ということは効果抜群なのではないでしょうか。

志望校よりワンランク上の学校を目指す、みたいな話と通ずるものがありますね。

手に入れた後の自分を解像度高くイメージするには、まず自分の身の周りでそれを持っている素敵な方々を探しましょう。

既に持っている「素敵な方々」ですよ、持っているだけの変な人をサンプルにしてはいけません。反面教師のサンプルにするのは大賛成です。

その素敵な先輩方に手に入れた後のお話を聞いたり、彼ら彼女たちの言葉使いや振る舞い、雰囲気を分析したりするのです。

そして言語化した内容で、自分の思う「その欲しいものを手に入れて保有している人」が持ってそうなものを自分の生活や行動、言葉遣いに取り入れるのです。

その理想像が今の自分からとても遠くても、正反対でも、違和感があっても近づくように重なるように毎日毎秒努力してください。

朝起きて、夜寝る前になりたい像を強くイメージして、明日明後日はどのような言行を心掛けるか内省し、行動するをPDCAしていきます。

スピ寄りの引き寄せの法則ではないですが、現実化するにはまずイメージが大事です。そして適正な行動と努力量。

 

例として欲しいジュエリーを買うとしましょう。

ジュエリーが欲しい、は深掘りすると本質は欲しいジュエリーが似合う人間になりたい、でしょう。

そのジュエリーを持っている人はどんなファッションをして、どんな方々とどんな言葉遣いでお話ししているでしょうか?

振る舞いは小動物のように小刻みでしょうか?それとも貴族のようにゆったり動いているのでしょうか?

メイクやファッションはどの雑誌に載ってそうでしょうか?

雑誌や実在する人物、ドラマや映画に出てくる方々から具体的にイメージして、彼ら彼女たちに近づけます。

 

欲しいものやプロセスが変わってもいいから準備すること

 

チャンスが来たら本気を出す、では遅い世の中。

社会人には、「役職が人を育てる」なんて言い伝えあありますが、人が育つよりも世の中が移り変わるスピードのほうがもはや圧倒的です。待っていられない場合もあります。

欲しいと思っているものも、それを手に入れるための準備も行動も変わることもあります。

変わるから、飽き性だから準備しなくていいや、ではなく、変わるかもしれないけど、備えて動くことが大事です。

計画立てて行動したけど途中で欲しくなくなった、興味がなくなったという場合でも、その行動や計画が後に思わぬところで光を浴びることもあるのです。

そしてゴールを間違えないこと。

例えば経営者になりたいのに、世間で話題の優秀なサラリーマンになるための情報収集をし、マネをしても経営者には近づきません。どんなにエネルギーと時間を費やしても、です。

重ねますが、計画も行動も目的も途中で変更しても構いません。ただ本質のゴールだけは確実に押さえておきましょう。

まあ、ゴールを具体的に把握し定める、というのが一番難しいのですけどもね。

 

他人に迷惑をかけない欲望がある時点で健全な証拠です。メンタルが病んじゃうと全てに興味がなくなって、絶望の日々になってしまいますからね。

 

てりーの今欲しいものは、経験と対価がゲットできて、興味の範囲内で、同僚や取引先のガラが悪くない人間的にまともな所属職場です。

そこに私も所属できるように、存在していても遜色ない人間性と外見、仕事力の人間で在れるように努力していきます。

千里の道も一歩から。地道に着実に努力していきますよ。まずは口角上げて、愛嬌を確実に表出していきます。

 

では、また別の記事でお会いましょう!てりーでした!