こんにちは!てりーです!
長らく更新が止まっていましたが、元気です。
入稿しない間にタイトル通り、歯につけていた矯正装置が外れました!!!歓喜!!
今は保定装置という矯正第2ステップに移行しています。
いやー、矯正装置が外れた日は色々と印象的でした…。
前日の睡眠や、その後の予定など反省点もあります。
矯正装置の最終日の記録を残すとともに、いまワイヤーの歯列矯正している方が装置を取り外すときの準備に役に立つと嬉しいです。
- 矯正装置を外す誓約書に記名
- ワイヤーとアタッチメント、奥歯のバンドを外す
- アンカーボルトを外す
- 歯にアタッチメントを付けていた接着剤を取り除く
- まだまだ歯についた接着剤を除去していく
- 保定装置の型取りをする
- 型取りが終わったら記録用に写真撮影
- 保定装置が出来上がるまで外で時間つぶし
- 保定装置のつけ外し、お手入れのレクチャーを受ける
- お会計と次回の予約を取る
- 矯正装置最後の日はトータルで何時間かかるのか
矯正装置を外す誓約書に記名
まず矯正装置最終日では、処置を受ける前に免責事項の誓約書にサインを求められます。
というのは、矯正装置を除去した後に歯並びが元に戻ったり、矯正前と全く異なる動き方をしたりとトラブルが発生しているからです。
誓約書の内容は各院、各歯医者さんによって異なりますが、内容としては以下のものがメインだと思います。
・矯正装置を外しても構わないほどに現在の歯並びに納得しているか
・装置を外した後の歯並びに関しては自己責任であること
・装置取り外し後の矯正に関しては別料金であること
矯正装置が外れるのはとても嬉しいことですが、現時点での歯並びやかみ合わせに納得しているか、しっかり矯正歯科の方々に伝えていきましょう。
たとえ先生や衛生士さんにもう大丈夫!はずそう!と提案されても、自分が納得していない、まだつけていたいと判断したならば、目指すゴールと意向を治療者に共有しておきましょう。
ワイヤーとアタッチメント、奥歯のバンドを外す
さて本格的に矯正装置を外していきます。
まずはメインの装置であるワイヤーと歯についたボタンみたいなもの=アタッチメントを外していきますよ。
私の場合は表側矯正だったからか、ワイヤーを通したまま歯からアタッチメントを外されました。
ワイヤーとアタッチメントはいいんです。怖い音も痛い思いもしない、ただパチパチやってるなーって感じなのです。
問題は奥歯のバンド。恐怖ポイント其の壱です。
歯が外れるんか?抜かれるんか?という音が響きます。ゴリゴリと。中低音の音。
どうやらテコの原理で奥歯からバンドを外しているようです。先生方も外すのに手こずっています。
歯の中で耳に一番近いからか、特によく聞こえますし、骨にも振動が伝わります。
「矯正装置を外すのは怖くないよ~」と笑顔で言ってた衛生士さんも矯正の先生もちょっと疑いが出てきました。…。まあプロだし、手慣れてるし、大丈夫(と信じたい)でしょう。
(痛くないし奥歯と横の歯が欠けることも全くなかったですが、想像以上にメンタルエネルギーを使いました)
アンカーボルトを外す
ワイヤーとアタッチメント、奥歯のバンドが取れたら次はアンカーボルトを外しますよ。
滑舌と口内炎、舌の動きにとても影響を与えてくれたアンカーボルトも今日で最後…と感慨に浸る間も無く。
恐怖ポイント其の弐です。
専用の機械でウィンウィン、無麻酔で外されます。
が、歯茎に麻酔の注射をする感じの恐怖感と痛さ。痛くないのですが、痛くないのですが、痛みなく熱さもなく肉に摩擦熱を与えられている感覚です。あ、時々痛いです。
意識がある状態で、自分では何をしているかわからないからか恐怖があります。
外すとネジの穴が開いているわけですから、違和感はあります。
先生曰く、その穴の処置は特に何もせずとも塞がっていくらしいです。2時間も立つとアンカーボルトしてたなアと忘れます。
歯にアタッチメントを付けていた接着剤を取り除く
矯正装置を取り外す最大の恐怖ポイントでした…。
歯についた接着剤を削っていくのですが、振動がダイレクトに耳と骨に伝わって脳が酔います。
気分は掘削ドリルを一途に当てられる地球、地面の気分です。今までドリルを集中的に当てて工事をしてごめんよ、地面って気分になります。
乗り物やジェットコースターなどアルコール以外で酔いやすい人は注意してください。
削られているということに思考を集中するのではなく、楽しみの予定、矯正後に食べたいモノや行きたいお店をで思考をそらすことが重要だと感じました。
またこの振動対策のために体調を整え、前日は睡眠をしっかり取ってください。
ちなみにこのプロセスの後の歯の表面はザラザラ。ということはつまり…
まだまだ歯についた接着剤を除去していく
次は振動小さめの機械でさらに研磨していきます。
なお荒削りされた後なので、そこまで振動の衝撃はありません。
ただ荒削りと連続してずっと口を開けているので、疲れたら我慢せず歯科衛生士さんに知らせて休憩をもらいましょう。
この研磨フェーズた第二弾が終わったときには歯のザラザラが和らいでヌメヌメになります。
ツルツルにはならないのがポイント。笑
歯の表面ってこんな感じだったけ?とびっくりします。笑
保定装置の型取りをする
歯の表面がなめらか~になったところで保定装置をつくっていきます!
保定装置はワイヤーとマウスピースの2パターンが在るみたいですが、矯正歯科さんと各人の歯並びや治療の状況で変わるようです。
ワイヤーの保定装置だと歯の治療や被せものの形が変わるなど、歯並びに変化があっても柔軟に対応しやすいのだとか。
なお私の場合は最初はマウスピース。半年経ったくらいからワイヤーに変えようかと提案されました。
保定装置も保険適応外だから良いお値段するのよ…。
ということでマウスピースタイプの保定装置の型取りをしていきます。
昔ながらの型取り方法ですから、ピンクの柔らかくしたチューインガムみたいなものを口に入れていきます。(アルジネートっていうらしいよ)
上の歯、下の歯、口を閉じた状態の3パターンです。
歯科衛生士さんが気を使ってワセリンを塗ってから型取りしてくれます。
乾くと歯や唇にくっついて取りにくいので、濡れたティッシュをちょうだいして拭います。
この型取りの過程で皮膚も口の中も乾燥します。
なにか使い慣れた保湿剤を持参したほうが終わったあとのケアができて楽です。
型取りが終わったら記録用に写真撮影
基本的にすべての患者さんのビフォーアフターの写真を撮影されると思います。主に口元、歯並びです。
矯正歯科によっては、保定装置の型取り前に撮影があるかもしれません。
ただ型取りの前に写真撮影がない場合は、型取りのピンクが口元についた写真が残る可能性もあるので、しっかり拭ってくださいね。
矯正を始める前の写真も見せてもらいましたが、装置が外れた後の写真と見比べるとビフォーアフターが歴然としてて感慨深いです。
いやー、きれいになるまで大変でしたね…特にワイヤー矯正の方々。お疲れ様です。
だがまだ矯正装置最終日の歯医者さんはまだ終わりません!(なんと!?)
保定装置が出来上がるまで外で時間つぶし
保定装置は矯正装置を外したその日からつけないと、歯が動いちゃいます。
そのため矯正装置除去と同じ日に保定装置をくれる矯正歯科さんがほとんどです。
私の場合、保定装置の作成に1時間を要するとのこと。近くのショッピングモールでぶらぶら。
なお、この間に飲み食いしても大丈夫化は確認しておきましょう。
このあと保定装置の付け方・外し方のレクチャーを受けます。
マウスピース保定装置をつけた上での飲み食いは原則禁止。
付ける前は歯磨きやうがいで清潔にしないと、虫歯になりやすいからです。
あと保定装置のケースを買うかどうか質問されます。購入する場合はその費用もこの時間に確保してください。
院によるともいますが、高くて500円ほどだと思います。私は200円で買いました。
保定装置のつけ外し、お手入れのレクチャーを受ける
さて矯正装置最終日のタスクも終わりに近づいてきました。
保定装置を自分で外し、付ける練習をしていきます。
マウスピースを初めてつける方にはドキドキ。歯と歯茎にぴったりサイズです。
なんかゴワゴワする。すぐ慣れます。
外すときに壊れないかドキドキしますが、2日目くらいで慣れてきます。鏡がなくてもつけ外しができるようになります。
意外と大事なのが、お手入れのレクチャー。
材質によっては市販の洗浄剤や歯磨き粉で劣化したり溶けたり(!)するとのこと。
研磨剤の含まれた歯磨き粉で力を入れて掃除しないでねと言われました。
日々のお手入れに何なら使ってよいか、何回に一度スペシャルケアをしたほうが良いか確認しておきましょう。
なお私の場合は、1日に一度歯ブラシと歯磨き粉で優しく洗う、洗浄剤は院販売のものを使用推奨(市販品で溶けたことがあるから)と指導されました。
またここで顔の筋肉を鍛える体操やMFTトレーニング(口腔筋機能療法)を教えてくれるところもあります。
自分の場合は特になかったので、家で外郎売や早口言葉、アイウベ体操で滑舌と口輪筋を鍛えています。
マウスピース保定装置をつけてのサ行タ行の発音が本当に難しい…。
お会計と次回の予約を取る
さてこれで矯正装置取り外し日のスケジュールは完了です。
矯正装置最後の日はトータルで何時間かかるのか
個人差、院によっても異なるともいますが、私の場合は下記の通り。
・誓約書へのサイン~保定装置の型取り・写真撮影まで:2時間
・マウスピース装置の作成:1時間
・保定装置のレクチャー:45分
合計3時間45分
最初は2時間位と言われていましたが、順調に行ってこれくらいです。
矯正装置を取り外す日は、予定に余裕を持たせてくださいね。後ろにすぐ予定を入れると大変なことになります。
矯正装置を外したからと行って歯列矯正は終わりません。
むしろ第2段階スタートです。ここで保定装置をサボれば我慢してきれいにした歯並びが水の泡です。
矯正時と同じように、保定装置と日常生活をうまく付き合っていきましょう!
いま歯列矯正をしている人、これから始める人、興味がある人。
歯列矯正に関係と関心がある方に役立つと嬉しいです。ではまた、別の記事でお会いしましょう。てりーでした!