おひとり様レディの人生戦略

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「そこ」から抜け出すためにどう足掻くか

こんにちは!てりーです!

今日は集団社会で生きていたら逃れられない、メンタルの悪循環に陥ったときにどう脱出するかの素人見解です。

職場の後輩がメンタル関連でお休みをしました。その休職の前後、復帰前後の振る舞いや行動を見ていて感じたこと、そして自身も過去にあった経験を交えての提案です。

※ただ管理人は精神医学を専門に学んで仕事にしているわけではありません。

実体験や人の話を聞いて感じたこと、考え行動したことを述べるまでです。

つまり素人の戯言です。まるっと信じないようにご留意くださいね。

 

自分のコンプレックスは他人への評価・批判ポイントで見えてくる



自分のことはさておき他人に厳しい人、他人を批評しがちな人って案外いますよね。

そういう方々をよく観察していると、他人に厳しくしがちなポイントこそ、その人のコンプレックスや弱みであることが多いです。

例えば、私の後輩は仕事のできない別の後輩にとても厳しかったです。

特に中堅年齢の後輩が社会人1年目で習得すべきようなことでつまづいていると、ドラマのお局役かな?と疑うほど激しく叱責していました。

なんでそんなに厳しいのだろう?自分より歳上なのに基礎ができてないからかな?と叱責の要因を分析していたのですが。

後輩を指導している同僚と話していると、なんとなく見えてきました。

他の同僚いわく、「あの後輩、自分もできてないこと多いのに、自分を棚に上げて他人を怒っているんだよね」と。

頭痛が痛い、とかなんだか言いたくなりました。

後輩の言行を見ていると過去の自分を思い出してつらい面もあります。

私は昔、違う文化や常識を持つ人たちとうまく意思疎通ができなったのです。

特に海外の友人を作るのにとても苦労しました。

日本式のコミュニケーションで異文化の人と仲良くなろうと無謀なことをしていたのが原因です。

海外の方々と仲良くなれず、外国語もままならないまま意思疎通をせざるを得なくなり、ウツのような症状に陥ったのを覚えています。

その悪循環の間は、自分と同じように異文化に馴染めない、馴染もうとしない方への当たりは厳しかったこともしっかり覚えています。

あのときは辛かった…

幸い自分の場合は、

・外国語が下手ならヘタなりに自分の思いを確実に伝えて、誠実に向き合うしかない

・まるっと理解はできないかもしれないけど、そんな考え方もあるのねと『まずは受け止める』

と開き直ってから事態が好転しました。

この開き直りが功を奏したのか、いつの間にか他人に対する構えもゆるみ、「あなたもOK、私もOK」の考えにシフトし、生きやすくなってきました。

自分の経験もそうですが、他人を批判したり糾弾したりしたところで、自分のコンプレックスや状況が劇的に良くなったり、消えてなくなったりはしないはしないのです。

むしろ目を背け、逃げ続けると複利がつきます。

向き合わざるを得ないときにメンタルの問題が自身を覆い尽くし、動けなくなってしまう気がします。

 

抜け出すには問題そのものにフォーカスするよりも違う変わり方をしたほうが良い

 

本来の問題解決ならボトルネックとなっている箇所を特定して解決のための行動を起こしたほうが良いのでしょう。

ですが心の問題は何が原因なのか難しい場合が多いです。色んな要素が複雑に絡み合って解けない糸みたいになっています。

それならば。

いっそ問題そのものではなく、問題を抱えている本人の物事の捉え方や世界認識の方法を替えたほうが早いのでは?

世の中にはこんな本もあります。たしかに面白いし、勉強になるし、読んでいくうちに違う世界の見方がが手に入りました。

読書が苦手な人はどうする?他に方法はないのか?

個人的には「普段しないことをする」が一番効果的で、気づかないうちに良い方向に変われるのではないかと考えます。

例えば下記のとおりです。

 

旅行する、特に海外

普段合わない人と話す

そもそも環境を変える

開き直って真逆の性格人間として振る舞う

メコンを受けてみる(そして他人に自分の外的魅力を見つけてもらう)

 

個人的におすすめなのは、「海外旅行」と「そもそも環境を変えちゃう」ことです。

日本国内の旅行も楽しいですし、人は優しいし、食べ物もアクセスも及第点でしょう。

ですが国内のどこを旅行しても物の考え方や経験値は似たようなものです。

一方、海外であれば地域や民族によって歴史も文化も違います。びっくりするほど親切な人の横に、ダマしたりスリをしたりしてくる人にも会います。

衛生観も時間間隔も全く異なります。

日本とはぜんぜん異なる場所で意味がわからないまま揉まれる経験は、色々きっちりしている日本でもとても役立つと思います。

具体的な地域を上げるならインドやアフリカ大陸はおすすめです。笑

カオスの連続で強制的に世界に認識方法を変えてくれます。

私てりーもコロナ前にアフリカ大陸デビューしまして、それを境に明るく大事なところ以外はゆる~く人に親切にできるように変わりました。

もちろんアフリカ大陸初心者、女性一人でも安全に過ごせると言われる国でしたが、予想外の連続で寛容にならざるを得ませんでした。

もう何分何時間待ってもいいから電車が動いてるだけで嬉しい、寝床があるだけで嬉しいってレベルです。笑

 

また環境を変えることは言うまでもなく有名ですよね。

かの経営コンサルタントである大前研一さんが人間が変わる方法として下記のように紹介されています。

 

  • 時間配分を変える
  • 住む場所を変える
  • 付き合う人を変える

 

環境に知らず知らず染まっていくことは多いです。

なりたい自分、有りたい自分が少しでもあるなら、それに近づける場所や人間関係から始めるのも効果的です。

 

自分が内向的か外向的かでまた変わってくる

 

変わることは外向的な人にとってはそこまで難しくありません。

人と関わる事が多い方は無自覚で他人から良くも悪くも影響を受けていますから。

問題は内向的な方です。内省から学ぶことができる点は内向的な方の強みです。

ですが悪循環にハマっているときの内向性は自虐に傾きます。

自分の中に答えを見出すのではなく、他人や新しい物事と触れ合って外で発見する必要があります。

自分の逆の性質のことをするのは結構疲れますよね。

でも変わるにはいつもの自分ならしないことをするしかないのです。

自分一人では失敗しそうで怖い?なら初心者サークルを見つけましょう、経験者からお話を聞きましょう。

食わず嫌いしていたものが案外やってみたら楽しくて、ライフワークになったり、停滞していた人生を突破させてくれたりするものですよ。

 

いかがでしたか?気分やメンタルが関係なくても、少しでも変わりたい!と思う方の参考になると嬉しいです。

ではまた、別の記事でお会いしましょう!てりーでした!