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止めることが豊かさにつながることもある

お題「思い切ってやめてみた事」

 

こんにちは!てりーです!

今日ははてなブログで興味深いお題を見つけましたので、そちらをば。

大人になってから思うのは、始めるよりも止めるということの難しさです。

惰性で継続してしまうんです。ときめかなくなっても、不要になったとしても。

特に今回は仕事ではない、生活の部分での「思い切ってやめてみた事」について詳述します。

年始末休暇や大掃除で処分かそのまま持っておくか、モノだけでなく習慣も見直す機会の一助となると嬉しいです。

 

やめてみたこと一覧

コロナ禍から思い切ってやめてみて、個人的には心が豊かになったことを紹介します。

○仕事編

・3年目を超えて何でもかんても仕事を引き受けるのをやめた。

自分の実績やスキルに繋がりそうなものを積極的に引き受けた。

 引き受けるなら一部ではなくできるだけまるごと、繋がったプロセスの業務を引き受けて自分の実績にした。

・質問されたことだけを教えるのをやめた。

最初からつまづきそうな所、盲点なところを教えて効率的に仕事ができるようにアシストした。

・上司や会社に期待することを辞めた。

セールス業務も引き受けて自分で稼ぐ練習にした。

昇給の交渉も随時するし、評価せざるを得ない業務を引き受け、数字を使って実績をアピールした。

・挨拶やお礼を伝えることを渋ることをやめた。

自分から挨拶やお礼、ポジティブな言い回しで会話を心がけたら周りの人が今まで以上に親切で協力的になった。

 

○生活編

・包丁とまな板を使うのをやめた。

キッチンハサミを使っている。洗い物も減るし、食洗機でも洗えるし、準備も楽ちんで快適。

・洗って使える布の台拭きふきんをやめた。

ウェットティッシュを導入した。汚れを気にせずいつでも拭ける、洗濯物が減って快適。

・冬は鍋以外の晩ごはんを食べないと決めた。

晩ごはん何食べようと悩む時間とエネルギーを別に使えるようになった。

・冬の朝ごはんは作り置きの具だくさんスープと決めた。

朝から温かくて栄養のあるものを摂れるようになった。

・自分で食器洗いすることをやめた。

一人暮らしでも食洗機を導入すると快適。お皿洗いが好きでないと気がついた。

・コンプレックスや食わず嫌い、未経験を「完璧にやり遂げなきゃいけない」と思い込むのをやめた。

「ちょっと気になる」「ほんの少しやってみようかな」という挑戦が視野を広げた。

 

まだまだいっぱいあるのですが、自分のメンタルや生活が豊かになったのは上記の影響が大きいです。

思い込みで「~しなきゃ」という「べき論」や世間で「したらよいよ~」と暗黙知で推奨されているものをやめてみた意識があります。

やめてみたら別に困らないですし、誰からも責められません。むしろ自分の思い込みが自分を責めていたのだなと。

加えてインターネットやSNSで調べたら出てくる「丁寧な暮らし」を、真に受けるのではなく、自分なりの「丁寧な暮らし」を再定義し実践することは、やめてみて豊かになったことのひとつです。

自分の思う丁寧な暮らし、欲しい物を手に入れるための戦略的良い人を実践は、社会人歴5年を過ぎたあたり分析と再定義をすると、思わぬ時間の捻出、エネルギーの節約に繋がります。

そういえば、仕事で戦略的に図々しく、でも良い人作戦は「雑に仕事を押し付けたら対価を求められる」「ちゃんと評価をしないと違う会社に行かれてしまう」という危機感を上司に与えることができました。笑

仕事をしっかりしているけどいまいち評価が…という方はちょっと戦略的に図々しく、良い人作戦をすると案外効果があるかもしれません。笑

劇薬なので用法用量には十分お気をつけて。

 

他人の言う「丁寧な暮らし」と“私の求める”「丁寧な暮らし」は案外重ならない

見出しの通りなのですが、時間と手間さえかけたら自分が満足する丁寧な暮らしになるわけではありません。

人それぞれ年齢、体力、キャパシティ、可処分時間、価値観は異なります。

実際、ネットで見かける丁寧な暮らしなるものを実践したら、フルタイムの私は自分の自由時間が減り、ピリピリイライラするようになりました。

朝から土鍋でご飯を炊く時間も余裕もありませんし、一汁三菜は定時帰りでもだいぶ負担です。掃除なんて毎日がっつりできるか!(したほうが心穏やかに過ごせるのはわかっていても)

Q.自分にとって快適な生活はなんだろう?

Q.自分を大切にする、自愛する生活ってどんなものだろう?

Q.自分の好きな家事は?苦手で、できたらやりたくない家事はなんだろう?

Q.やっていてテンションの下がることはなんだろう?逆にノリノリになってくることはなんだろう?

やりながら、各作業の気分をメモしていきました。

そして自分を大切にすることとやっていて気分がいいこと、不快にならないことに時間とエネルギーを先、やらなくてもこだわりがないこととやるのにテンションが下がることを機械に任せたりそもそも止めたりと日々の生活で実験していきました。

私の場合、譲りたくないこと(=自分を大切にする要素のひとつ)、こだわりがないこと(=自尊心に影響がない)、やりたいこと、やりたくないことで日々の家事や習慣を分類すると下記のような感じでした。

 

(例) 譲りたくないこと こだわりがないこと
やりたいこと

・自炊、特に冬の朝食で栄養あるものを食べる

→土日に作り置きと冷凍野菜を活用

・湯船につかる

→気が向いたら、✕毎日

やりたくないこと

・平日に体を動かすこと

→宅トレ

・部屋をきれいに保つこと

→土日にまとめて掃除、気になったら1日5分だけ掃除

・食器洗い

→食洗機を導入

・買い物

→通販やネットスーパー、ふるさと納税を活用

・洗濯物をたたむ

→シワにならない服を着る、ハンガーで干してそのまま収納

やりたくなくてこだわりのない家事のほうが多いな私…

 

個人によって好きな家事、重要視する生活の要素や自尊心に関わるものは異なります。

その家事や習慣をしているときに「ああ好きだな」「心地いいな」と思うなら継続すれば良いと思います。

ですが、「この時間がムダだと思う」「自分の性格的にこの作業が苦手…」「機械に任せたい」と感じるようでしたら、時短機械を取り入れる、行う頻度を減らす、他の行為で代替できないか、誰かの手を借りるなどやり方を変えると日常のQOLは高まります。

楽しい・嬉しいなどのポジティブな感情を増やすのも大事ですが、楽しくない・しんどい・辛い・意義を感じないといったネガティブな感情を感じる時間を減らしていくのも日常の豊かさには大きく影響します。

始めるよりも終わらせること、止めることのほうが案外大変なのです。

時には自分の感情に正直になって、それを優先してみてもいいのかな、と自分の生活における「思いきってやめた事」リストを見て思ったのでした。

 

ではまた、別の記事でお会いしましょう!てりーでした!